40代から始めるマイカー登山|食い気味の砂利道 ~高柴山~

山エピソード

こんにちは。

週末ハイカーのはるたろうです。

今日は2022年10月に福島県の高柴山に登った時のエピソードを紹介したいと思います。

お時間のある方はお付き合いください。

高柴山に登ろう

本日は妻と一緒に福島県に鎮座する高柴山に登ることにした。

ちなみに、妻は初めて登る山を極端に恐れる性質を持っている。

よって、事前にネットで高柴山の登山道に関する情報を十分に収集し本日の山行を迎えた。

磐越自動車道の小野ICを降りて国道349号線を田村市方面に進む。

すると道中にはカーナビを必要としないほど高柴山の標識が所々にある。

その標識を頼りに進むと程なく牧野登山口の駐車場に到着した。

駐車場には仮設トイレが2基設置してあった。


中を覗くと、蜘蛛の巣は多かったがトイレットペーパーもセットしてあり、比較的清掃は行き届いている印象を受けた。

食い気味の砂利道

準備を済ませていざ出発。

ようこそ高柴山へと書かれた看板をくぐり、少しばかり急な樹林帯を歩く。

地面をよく見るとタイヤ痕があるため、登山道や山頂整備のための車が通ることが想像できる。

しばらくすると、水量が豊富な最初の水場に到着する。
しかし、”飲み水にするためには煮沸すること”との注意書きが記載してある。

この場所を過ぎても登山道は変わらずの樹林帯だ。
しかし、ここからは今までとあまり勾配が変わらない砂利道と少し急な旧道が所々交差するコースを選択できるようになっているようだ。

私は妻にどちらに進みたいか確認した。

すると、いつもは優柔不断でなかなか物事を決めきれない妻から食い気味で「砂利道!!」と言う回答が返って来た。

よって、私たちは斜度があまりない砂利道を選択して歩いた。

砂利道と言ってもこの時期は落ち葉で覆われていて、とても歩きやすい道となっている。

また、所々に山頂までの距離を示す看板が設置されているのも親切だ。

9合目あたりには仮設トイレが2台設置されていた。こちらについても中を確認したが、管理が行き届いており、綺麗だった。

ここまでくると山頂はすぐそこだ。

高柴山の山頂

山頂に着くと情報通り山ツツジの大群落がお出迎えしてくれる。

これが見頃の時期であればどれほどの感動を与えてくれるのか想像に難くない。

私たちは山頂の展望台で360°のパノラマを望んだ。

その後は、高柴山神社を参拝し無事に登頂出来たことに感謝して、軽食を済ませた後に下山した。

嬉しいサプライズ

すると、下山時にちょっとしたサプライズがあった。

それは、登りの時は全く気づかなかったが、最初にくぐった「ようこそ高柴山へ」と書かれた看板の裏側に「また会いましょう高柴山」と記されていたのだ。

とても素敵である。

高柴山の山行を振り返ると、登山口までの経路を示す標識、駐車場や9合目、更には山頂に設置してある管理されたトイレ、登山道に短い間隔で設置してある山頂までの距離を示す標識等、市や町を挙げてしっかりと管理している印象を受けた。

言うなればこれは、地元の方々が高柴山をとても大切に思っている証拠である。

私にとってもう一度登りたい山がまた一つ増えた。

次は山ツツジが見頃になる5月下旬に再訪することを妻と約束した。

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