こんにちは。
40歳にして登山を始めて早数年。
今では1人でテント泊や車中泊などの山遠征※をこなしています、週末ハイカーのはるたろうです。
※決して家庭をないがしろにはしておりません。子供も大きくなったことと妻の許しを得て遠征に行っていることを私のちっぽけな名誉のために付け加えておきます。
目次
自己紹介
まずは簡単に自己紹介をさせて下さい。
年齢 | 40代前半 |
性別 | 男 |
家族構成 | 妻&子供(2人) |
職業 | サラリーマン |
私が登山を始めた理由
私が登山を始めた理由は久し振りに会った友人とお酒を飲んでいた際に登山の話しを聞いて、なぜか登ってみたくなったからです。
実際にその友人と数週間後に山に登りました。
その山行で頂上から見た景色に感動しました。
それからは、何かに取り憑かれたかのように山に登りました。
それまでは山に登りたいなど微塵も思ったことはなかったので不思議ですね。
山登りを始めるために揃えるべき登山用品たった2選+2
では、ここからが今回の本題です。
皆さん山登りを始めるためには何を準備したらよいと思いますか?
ザック、登山靴、トレッキングポール、登山ウエア、レインウエア、帽子、サングラス、手袋、地図、etc…
想像するだけでいっぱいありますね。
これらを全部揃えたら軽く20万円位は飛んでいってしまいます。
そんな事を聞くと以下のような不安が出てこないですか?
・揃えたのは良いけど今後も登山を趣味として続けて行けるだろうか?
・そんなに何回も登山に行くわけじゃないのにそんな大金を使えないよ。
・そもそもそんなに揃える必要あるの?
答えは、“まずはそんなに揃えなくて良い”です。
しかし、登山は危険が付きものだと言うことは日々、登山者の遭難や事故などのニュースが流れてきますので皆さんは承知しているかと思います。
ポイントはそんなに揃えなくて良いの”そんなに”に注目して下さい。
実は既に皆さんの身の回りにあるものも代用出来るんです。
登山シーズンの夏山であれば登山ウエアは普通のスポーツウエアで代用出来ます。
帽子も普段キャップを被っている人はそれでいいです。
トレッキングポールについてはあれば良いなと言う程度なので登山にはまったら買えば良いと思います。
ザックは家にあるリュックサックで十分です。
ちなみに私は最初の登山は子供が部活で使用しているリュックサックで行きました。十分でした。
そう考えると、最低限の安全を確保するものだけをまずは準備すればいいんです。
その他の登山用品は登山にはまってから購入しても遅くありませんし、その方がお金を無駄にせずに経済的です。
それでは、いよいよ揃えるべきものたった2選+2を紹介したいと思います。
登山靴
まずは登山靴です。
えっ?これはスニーカーでも良いんじゃないの?
と思った方。
答えは“ノー”です。
今からその理由を説明します。
登山道にはぬかるみや水たまりなどが点在している
ぬかるみや水たまりを普通のスニーカーで渡ったらどうなるでしょうか?
そうです。靴の中に水が浸透してきてとても歩きにくくなりますし不快ですよね。
更には、その状態で長時間歩くとなると足の裏の皮がむけて怪我をしてしまいます。
一方で、登山靴の生地にはほとんどのメーカーで防水性と透湿性を兼ね備えた材質が使用されています。
防水性と透湿性の両方の性質を持った素材は、水たまりに入っても水が浸透してこない、長時間歩いても足が蒸れないといった特徴があります。
登山道には滑りやすい岩場などが点在している
滑りやすい岩場などを普通のスニーカーで歩いたらどうなるでしょうか?
そうです。転んで怪我をしてしまいます。しかも登山道で転ぶということは滑落や骨折などの大怪我に繋がる可能性が大きいです。
一方で、登山用の靴は靴底が特殊で滑りにくくなっています。
濡れている岩や滑りやすいザレ場などでもグリップ力が働き、安全に歩くことが出来ます。
これらの理由から少し高値でも、登山靴は準備した方が良いです。
ちなみに私はKEENのNXIS EVO MID WPを愛用しています。
見た目のかっこよさはもちろん、登山靴の性能を兼ね備えた上でとても軽く柔らかいので履きやすいです。
※登山靴は必ず試着した後に購入するようにして下さい。足にフィットするかしないかは厳しい環境を長時間歩く上でとても重要なことになります。
登山にはまらなかった場合でも近所のウォーキングで使用出来ますので無駄にはならないです。
※終始砂利道や林道のみが続くような低山であればスニーカーでも問題ないというのは付け加えておきます。
登山アプリ
2つ目は登山アプリです。
これはまさしく自己の体験から皆さんにおススメします。
私は登山を始めてから近くの里山を2座登った後にもっと高い山に登ってみたいという願望が生まれ日本百名山の「安達太良山」にソロで登ることにしました。
しかも5月だったため雪がまだ多く残っている時期でした。
最悪な状況とは重なるものでその日は雨で視界はほぼゼロでした。
しかし、無知というのは恐ろしいです。大丈夫だろうという根拠の無い自信がありました。
今、登山をある程度経験した私からするとあれは無謀な山行だったなと反省しております。
唯一の救いは登山アプリの「YAMAP」をスマホにインストールしていたことです。
登り始めて1時間もすると大きな雪渓が現れました。
雪道の怖さはルートが分からなくなることです。また先ほども述べたとおり視界もほぼゼロです。
更には雨のため登山者は周りにいません。
私の頼りはYAMAPの地図のみです。
スマホの電源が落ちたら初めて来た山で道も分からず無事に戻れるとは思えません。
私はスマホのバッテリーが無くならないことを祈りながら、スマホを片手に歩き続けることでなんとか無事に登山を終えることが出来ました。
よって、安全に登山をすることを考えるとYAMAPのような登山アプリは必須です。
無料で登録出来ますので、是非インストールして使い方を確認したのちに登山デビューすることをオススメします。
↓↓YAMAPの登録方法や使い方についての記事を書いています↓↓
ちなみにその時の登山道の様子です。まったく先が見えませんでした。
くま対策
近年は熊の被害が全国的に発生しています。
昔はいなかった地域でも安心は出来ません。
よって、熊対策として熊よけ鈴と熊よけスプレーを挙げたいと思います。
これはこれからの安全対策の必需品として敢えて”+2”と記載しました。
熊よけ鈴と熊よけスプレーは持っているだけでとても安心できる登山ギアです。
熊よけ鈴
熊に対して人間の存在を知らせるために必要な登山道具の一つです。
私は東京ベルの熊よけ鈴を使用しています。
取っ手を引っ張るだけで消音機能が働くので山小屋や人の多い場所で鈴の音を消すのがとても楽です。
熊よけスプレー
ツキノワグマ専用の熊よけスプレーです。
本州以南で登山を行う場合はこの熊よけスプレーで十分です。
また、熊以外では猪や猿等の動物に対しても有効です。
サイズは手のひらくらいで持ち運びも楽です。
私自身も安心材料として日頃の山行で持ち歩いています。
尚、北海道などヒグマの生息域に登山する方はヒグマ専用の熊よけスプレーを準備するようにして下さい。(割高ですが命を守るためだと思って準備しましょう)
(ヒグマ専用の熊よけスプレー)↓↓↓
最後に
初めて山に登る場合は経験者に同行してもらうことがベストかと思いますが、どうしてもソロで登りたい場合は、できる限り登山者の多い山を選んで登って下さい。
私は今までの経験上、登山中に何かあった場合は必ず知らない登山者でも助けになってくれます。
よって、不測の事態が発生したとしてもの登山者の多い山であれば安心です。
また、登山はとても素晴らしいアクティビティーですが、常に危険と隣り合わせであるということを認識する必要があります。
その危険から自分を守るために必要なものが登山道具になります。
登山が趣味となった際には、是非道具にはある程度のお金をかけて下さい。
とは言っても必要以上にお金をかける必要は無いので、様々な登山者の持ち物を参考に自分に必要な道具を見極めていただければと思います。
また、機会がありましたら現在私が使用している山道具も紹介していきたいと思います。
是非皆さんの趣味が登山となり、素敵な登山Lifeを送れることを願っております。
※2024年10月1日現在で私が使用している登山道具を山に行くための持ち物リストと題して記事をアップしましたので是非ご覧下さい。↓
最後までご覧頂きありがとうございました。
登山を始めるに当たり不安なことがありましたら是非コメントでお知らせ下さい。
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