こんにちは。
週末ハイカーのはるたろうです。
今日は登ることでとても多くの御利益が得られると言われている栃木県の日光連山に属する山「釈迦ヶ岳」について皆さんに紹介したいと思います。
釈迦ヶ岳にまだ登ったことが無い方でもこの記事を読んでいただければ安心して登ることが出来ると思います。
次の登山シーズンには釈迦ヶ岳に登りたくなること間違いなし!!
※この記事は2024年7月6日に釈迦ヶ岳に登った情報を基に書いています。
目次
釈迦ヶ岳ってどんな山
栃木県の釈迦ヶ岳は、標高1,795mを誇る高原山の最高峰で、関東百名山にも選ばれている人気の登山スポットです。
山頂には堂々とした釈迦如来像が鎮座し、訪れる登山者を見守っています。
登山ルートは比較的歩きやすく、初心者から中級者まで楽しめるコースが揃っており、新緑の春、涼しい夏、紅葉が美しい秋と、四季折々の絶景を満喫できます。
特に山頂からの眺望は素晴らしく、那須岳や日光連山、遠くには富士山を望むこともできる大パノラマが広がります。
山自体がパワースポットとされ、釈迦如来像に手を合わせれば、厄除けや無病息災、開運のご利益があるといわれています。
心身をリフレッシュしたい人や自然のエネルギーを感じたい人にとっても最適な場所で、日常の喧騒を忘れ、雄大な自然の中で癒されることができます。
そんな魅力あふれる釈迦ヶ岳について詳しく紹介したいと思いますので是非最後までご覧下さい。
※今回紹介するのは実際に私が歩いた小間々台駐車場~大入道~釈迦ヶ岳~大間々台駐車場~小間々台駐車場の周回コースになります。
マイカー登山者のための情報
アクセス方法
駐車場
釈迦ヶ岳に登るコースによって駐車場は変わりますが、今回は小間々台駐車場と大間々台駐車場を紹介します。(私は小間々台駐車場を利用しました。)
〈小間々台駐車場〉
- 駐車場の規模:高原山(釈迦ヶ岳・大入道・中岳など)の登山口として利用される広めの駐車場で、約50台分の駐車スペースがあります。ハイシーズンには登山者で混雑することもあるため、早めの到着がおすすめです。
- 料金:無料
- 施設:登山道入り口や案内表示もあり、初めて訪れる方にも分かりやすいです。トイレはありませんので、「山の駅たかはら」若しくは「大間々台駐車場」のトイレを利用して下さい。
- アクセス:東北自動車道「矢板IC」から県道56号線を経由して約50分で到着し、舗装された山道を進むため安全運転が必要です。

〈大間々台駐車場〉
- 駐車場の規模:八方ヶ原の観光や釈迦ヶ岳・大入道への登山口として利用される広い駐車場で、約100台分の駐車スペースがあります。小間々台駐車場よりも規模が大きく、比較的余裕をもって駐車できます。
- 料金:無料
- 施設:トイレ、登山道入り口、案内表示、展望台もあり、初めて訪れる方にも分かりやすいです。
- アクセス:東北自動車道「矢板IC」から県道56号線を経由して約50分で到着し、舗装された山道を進むため安全運転が必要です。

トイレ情報
山の駅たかはら及び大間々台駐車場に管理された綺麗な水洗トイレがあります。
↓山の駅たかはら↓

↓大間々台↓
登山コース
釈迦ヶ岳の登山コースは複数ありますが、今回ご紹介するのは小間々台駐車場から釈迦ヶ岳を目指すコースです。
のんびり歩いても楽々日帰りで御利益満載の山行を満喫できますので、多くの方にオススメできるコースとなっています。
私の山行記録を載せておきますので参考にしてください。
↓↓↓釈迦ヶ岳の山行情報↓↓↓
鉄の掟 〜大入道・剣ヶ峰・釈迦ヶ岳(高原山)〜 / はるたろうさんの釈迦ヶ岳(高原山)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
コース詳細と見所
小間々台駐車場~剣ヶ峰山頂
小間々台駐車場の登山口を入ると直ぐに大間々台と大入道の分岐になります。
直進が大入道方面で、左に曲がると大間々台方面です。
今回は直進して大入道を目指します。


木のトンネルを進むと、静かな森の中に出ます。
森の中の道も踏み跡がしっかりついていますので迷うことはありません。


この辺りもツキノワグマが出るようですので、熊スプレーと熊鈴はしっかりと携帯しましょう。
因みに、下山時にスライドした登山者から登っている途中で熊を見たから気をつけてと言われました。
その後は常に熊スプレーを右手で握っていました。

短い梯子を下ると渡渉ポイントが現れます。


渡渉を渡り終えると、少しばかり急登になります。
とても静かな森の中なので呼吸する音でさえ響き渡ります。
体はきついかも知れませんが、この贅沢な空間を楽しみながらゆっくりと登りましょう。

急登を登り来ると大入道に辿り着きます。
残念ながら眺望はありません。


大入道を過ぎると一度標高を下げます。
その後は若干のアップダウンを繰り返し剣が峰に辿り着きます。
尚、剣ヶ峰の山頂も眺望はありません。


剣ヶ峰の山頂を少し下ると釈迦ヶ岳方面と大間々台方面の分岐点になります。
右側が釈迦ヶ岳方面で左側が大間々台方面です。
この辺りからは少しばかり眺望が開けます。

剣ヶ峰分岐~釈迦ヶ岳山頂
剣ヶ峰分岐を過ぎるとしばらくは緩やかな登りが続きます。
目指している釈迦ヶ岳も見えてきます。


釈迦ヶ岳の山頂に近づくにつれて、斜度が増してきます。
山頂直下は急登になりますので、足元に注意しながら張ってあるロープを活用して登りましょう。


急登を登り切ると鮮やかな朱色の鳥居が目に入ります。
山頂に到着です。
山頂には釈迦如来像と大己貴命(おおあなむちのみこと)が祀られています。
釈迦如来像は、かつて山頂に建てられていた石造の仏像が倒壊したため、昭和58年(1983年)に新たに再建されたものです。
因みに、現在の像は金属製で、風雨に耐えられるように作られているそうです。
山頂に立つ釈迦如来像は、登山者を見守るような姿をしており、参拝すると厄除け・無病息災・開運の御利益があるとされています。
折角ですので、手を合わせて御利益を頂きましょう。





山頂では日光連山や八溝山地を望む大パノラマが広がっています。
綺麗なベンチがありますので、大パノラマを見ながら食事をしたら最高です。


剣が峰分岐~大間々台駐車場~小間々台駐車場
素晴らしい景色を楽しんだら帰路に着きます。
剣が峰分岐まではピストンになります。
剣ヶ峰分岐からは大間々台方面に向います。
途中に矢板市最高地点の看板がありました。

矢板市最高地点を過ぎると林道だった今までの登山道の様子が大きな石のガレ場に変わり、八海山神社に辿り着きます。
こちらは見晴らしコースと名付けられている通りとても景色が良いです。
釈迦ヶ岳の山頂もよく見えます。


ガレ場を過ぎてもしばらくは眺望の良いコースが続きます。
このコースは多くの登山者とすれ違いました。
大間々台駐車場がとても良く整備されていることと、見晴らしコースの名の通り景色が良いので釈迦ヶ岳の登山コースの中では最も人気のあるコースなのではないでしょうか。

大間々台駐車場が近づいてくると樹林帯に入り景色が見えなくなります。
登山はとても良く整備されていて歩きやすいです。


樹林帯を抜けると大間々台駐車場に辿り着きます。
大間々台は釈迦ヶ岳への登山口に限らず、様々な植物や野鳥を観察できるとても人気の景勝地となっているます。
特にツツジの時期には約20万株のレンゲツツジが咲き誇ります。
その姿はまるで、真っ赤な絨毯を敷き詰めたかのようだと言われています。


大間々台駐車場から樹林帯を下っていくと小間々台駐車場に辿り着きます。
さて、釈迦ヶ岳の山行はいかがだったでしょうか?
個人的な感想としては、小間々台駐車場から剣ヶ峰分岐までは静かな樹林帯歩きを楽しめましたが、皆さんには景色を楽しみながら登れる大間々台駐車場からのピストンをおすすめしたいと思いました。
大間々台駐車場からのピストンコースであれば、距離も短く、高低差もあまりないためとても歩きやすいコースになります。
尚、今回の山行では熊の目撃情報がありました。
私は熊スプレーと熊鈴を持っていたので、ある程度安心して下山出来ました。
山に登る際の熊対策は今後必須になってくると思います。
是非皆さんも安全対策をバッチリ行い、釈迦ヶ岳を訪れて、たくさんの御利益を得てみてはいかがでしょうか?
この記事を読んで頂き少しでも山登りや釈迦ヶ岳に興味を持っていただけたら嬉しい限りです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
釈迦ヶ岳のことでもっと知りたいことなどがあれば、是非お問い合わせ下さい!!
また、登山を始めたい方向けに「登山を始めたい人必見!!揃えるべき登山用品たった2選」の記事を書いていますので参考にして下さい。
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