40代から始めるマイカー登山|日本有数のパワースポット「御岩山」徹底ガイド

山ガイド

こんにちは。

週末ハイカーのはるたろうです。

今日は関東屈指のパワースポットといわれている東北の霊山「御岩山」について皆さんに紹介したいと思います。

御岩山にまだ登ったことが無い方でもこの記事を読んでいただければ安心して登ることが出来ると思います。

次の週末には御岩山に登りたくなること間違いなし!!

※この記事は2023年11月4日に御岩山に登った情報を基に書いています。

御岩山ってどんな山

御岩山は、茨城県日立市に位置する標高495メートルの霊峰で、自然、歴史、信仰が融合した日本有数のパワースポットです。

この山は、山全体が神聖視され、日本の八百万の神々が集うと伝えられる御岩神社を中心に、多くの信仰や伝説が息づいています。

神社の境内には、樹齢500年以上の「常陸の大杉」や多くの祠、石碑が点在し、訪れる人々に神秘的な雰囲気を与えます。

登山道は初心者にも親しみやすく整備され、四季折々の美しい風景、特に春の新緑や秋の紅葉が楽しめます。

2016年には、小惑星リュウグウから持ち帰られた砂粒が奉納されるなど、「宇宙とのつながり」でも話題を集めました。

御岩山は、自然の静寂に包まれた中で心身を癒し、神秘的なエネルギーを感じられる特別な場所として、登山やスピリチュアルな旅を求める多くの人々に愛されています。

そんな魅力あふれる御岩山について詳しく紹介したいと思いますので是非最後までご覧下さい。

※今回紹介するのは実際に私が歩いた御岩神社~御岩山山頂~高鈴山山頂のピストンコースになります。

マイカー登山者のための情報

アクセス方法

駐車場

御岩山に登る際は、複数ある御岩神社の参拝者用駐車場に停車します。

以下に駐車場の概要を紹介します。

  • 駐車場の規模:駐車場は第1~第4まであり、約200台の収容が可能です。また、混雑時には臨時駐車場が開放される場合があります。※御岩神社の第1駐車場は駐車台数が少ないことと、狭い住宅地の道を通る必要があるので私のおすすめは第2駐車場です。
  • 料金:無料
  • 施設:登山道入り口や観光スポットへの案内表示もあり、初めて訪れる方にも分かりやすいです。
  • アクセス:駐車場から参道入り口までは徒歩数分です。駐車場まで向う道は2車線で舗装路ですが山間部のため車の運転は慎重に行う必要があります。

↓↓↓御岩山の駐車場情報↓↓↓

御岩神社交通案内
御岩神社は、茨城県日立市入四間に鎮座し、縄文晩期の祭祀遺跡の発掘や、日本最古の書の1つ「常陸國風土記」(721年)に「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」と記されることから古代より信仰の聖地であり、御岩山総祭神188柱を祀...

トイレ情報

御岩神社第1駐車場及び御岩神社内に管理された綺麗な水洗トイレがあります。

御岩神社境内案内
御岩神社は、茨城県日立市入四間に鎮座し、縄文晩期の祭祀遺跡の発掘や、日本最古の書の1つ「常陸國風土記」(721年)に「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」と記されることから古代より信仰の聖地であり、御岩山総祭神188柱を祀...

また、高鈴山の山頂にも管理された綺麗な汲み取りトイレがあります。

登山コース

御岩山に登る際のコースは複数ありますが、今回ご紹介するのは御岩神社から御岩山を目指すコースです。

尚、今回は御岩山の山頂を経由して高鈴山の山頂まで縦走しましたので、距離は6.6kmで、高低差が約400mです。

のんびり歩いても楽々日帰りでスピリチュアルな経験を満喫できますので、多くの方にオススメできるコースとなっています。

私の山行記録を載せておきますので参考にしてください。

↓↓↓御岩山の山行情報↓↓↓

そして人は祈りを捧げる 〜御岩山・高鈴山〜 / はるたろうさんの御岩山(茨城県日立市)高鈴山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

コース詳細と見所

御岩神社駐車場~御岩山山頂

御岩神社駐車場から御岩神社まで舗装路を歩きます。

御岩神社の大きな鳥居が見えてきます。


鳥居をくぐると、そこからは神域である御岩神社の境内になります。

空気も一変し、とても厳かな雰囲気に包まれます。


御岩神社境内の厳かな雰囲気にとても似合う境内図がありました。


森の巨人たち100選に数えられる御岩山の三本杉です。

あまりにも大きすぎて1枚の写真に収まりきれません。

樹齢は500年以上とされています。


三本杉の先には大きな木造の門があります。

この門は「随神門」と呼ばれ、神社を象徴する壮大で美しい木造の門で、参道の途中に位置し、神域と俗世を隔てる結界としての役割を果たしています。

細部まで丁寧に彫刻が施されており、歴史と格式を感じることが出来ます。

また、門の両側には「随神像」と呼ばれる守護神の像が配置されており、参拝者を見守る役割を担っています。

これらの像は、かつては神社の守護者とされる武士や神々の姿を模しているといわれています。


随神門をくぐると、社や祠などが点在しています。

灯籠に火が灯っていてとても良い雰囲気です。


心が洗われるような空間を歩いていると御岩神社の本殿に辿り着きます。

この本殿は、188柱もの神々が祀られており、その中心には「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」が存在しています。

日本の神々が集う特別な場所です。

登山者は是非登山の安全を祈願してから進みましょう。


御岩神社を正面に見て左側が表参道の入口になります。

御岩山の登山道には裏参道もあります。

御岩山中腹で合流しますので、登りは表参道、下りは裏参道にするなど、行きと帰りで違う道を歩くのも良いと思います。

↓↓↓御岩山案内図↓↓↓

御岩山案内地図
御岩神社は、茨城県日立市入四間に鎮座し、縄文晩期の祭祀遺跡の発掘や、日本最古の書の1つ「常陸國風土記」(721年)に「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」と記されることから古代より信仰の聖地であり、御岩山総祭神188柱を祀...

登山道の入口を過ぎると、脇に小川が流れる樹林帯の中を歩きます。

斜度があまりなく、とても歩きやすい道になっています。


木の根の階段を過ぎると、かびれ神宮に辿り着きます。

かびれ神宮は、表参道にある奥宮で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、立速日男命(たちはやびおのみこと)が祭られています。

社殿前に今上石と呼ばれる巨石があり、この岩の奥からわき出た水が御多満里の池となっていたと言われています。

このように、かびれ神宮は、御岩山全体が持つ神秘性を象徴する聖域であり、古代から続く信仰を肌で感じられる場所です。

自然と一体化したその空間は、訪れる人々に深い感動と癒しをもたらします。


かびれ神宮を過ぎると裏参道との合流地点がありますので、御岩山頂上方面に進みます。


この分岐を過ぎると少しばかり斜度が増します。

木の根の階段を足元に注意しながら進みます。


木の根の階段を過ぎると、平坦な道となります。

この辺りから尾根までは道幅が狭くなりますのですれ違う際は声を掛け合ってすれ違うようにしましょう。


しばらく歩くと尾根に出ます。

因みにこの尾根は、全長約30kmの日立アルプス縦走路にもなっています。

この日立アルプス縦走路については、1日中山歩きを楽しむにはうってつけのコースです。

私も過去に1度だけ歩いたことがありますので、機会がありました当ブログで紹介させて頂きます。


尾根沿いの道は所々急斜面になります。

滑りやすい場所もありますので、足元に注意しながら登って下さい。

尾根沿いの簡単な岩場を越えると御岩山の山頂です。

山頂は特に東側の景色が開けていて那須や日光方面の雄大な山々を一望できます。


御岩山には、「光の柱」という有名な逸話があります。

その逸話の内容は以下の通りです。

アポロ14号に搭乗していた宇宙飛行士のエドガーミシェル氏が「宇宙から地球を見ると特定の場所だけ光っていた」と証言しました。

ミシェル氏が帰還した後に、その場所の緯度・経度を測定すると御岩山だったことが分かり、晩年に来日したミシェル氏は御岩神社を訪ねその体験を話したそうです。

また、日本人宇宙飛行士の向井千秋さんと複数のクルーも、スペースシャトルからこの光の柱を見ており、光の柱が立っていた場所を調べた結果、日立市の山中であったと話しています。

この光の柱の話しが話題となり、御岩神社が日本屈指のパワースポットと呼ばれるきっかけとなりました。

尚、その光は御岩山山頂の祠の後ろにある石柱から放たれたと言われています。

とても興味深い話しですね。

是非皆さんも御岩山に一度訪れて、その話しが真実か否かを、その目で確かめてみてはいかがでしょうか?

宇宙にまで届く光を放つといわれている石柱

御岩山山頂から高鈴山山頂

御岩山の山頂でスピリチュアル体験をしたら次は高鈴山を目指します。

高鈴山までは終始平坦な縦走路となります。


しばらく歩くと東屋があります。


この東屋を過ぎると舗装された道に出ます。

この舗装路は、高鈴山の頂上にあるFM補完中継局を管理するために使用している道路になります。


舗装路を上りきると高鈴山の頂上です。

高鈴山の頂上も御岩山の頂上と同様に東側の景色が開けていますので、那須や日光方面の雄大な山々を一望できます。

また、高鈴山は自然環境が多様な植物の生育に適しており、四季を通じてさまざまな美しい花々を楽しむことができることから、花の百名山に選ばれています。


さて、御岩山の山行はいかがだったでしょうか?

個人的な感想としては、日本有数のパワースポットと言われるだけあって、とても神秘的な空気を感じながら登山を楽しむことが出来ました。

また、距離も短く、高低差もあまりないため、とても歩きやすいコースでした。

尚、とても有名な観光地であるため、軽装や普段着での登山者を多く見かけました。

歩きやすい登山道とは言いつつも、所々には急斜面や滑りやすい場所などがありますので、最低限の装備(スニーカーなどの歩きやすい靴は必須)は必要ではないかと思います。

是非皆さんも一度は御岩山を訪れて、スピリチュアルな体験をしてみてはいかがでしょうか?

この記事を読んで頂き少しでも山登りや御岩山に興味を持っていただけたら嬉しい限りです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

御岩山のことでもっと知りたいことなどがあれば、是非お問い合わせ下さい!!

また、登山を始めたい方向けに「登山を始めたい人必見!!揃えるべき登山用品たった2選」の記事を書いていますので参考にして下さい。

↓↓↓

40代から始めるマイカー登山 | 登山を始めたい人必見!!揃えるべき登山用品たった2選+2
こんにちは。 40歳にして登山を始めて早数年。 今では1人でテント泊や車中泊などの山遠征※をこなしています、週末ハイカーのはるたろうです。 ※決して家庭をないがしろにはしておりません。子供も大きくなったことと妻の許しを得て遠征に行っているこ...

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